にいこのやる気ブログ

元ワーママとして過ごす中で、子育てや生活の中で思ったことや経験をつづる徒然ブログです。

丸腰夫の受難〜代わりはいません〜その1

我が家の夫は真面目で優しく、そして天然。

でも丸腰な夫ゆえに、家族が巻き込まれてしまうこともしばしば。

 

昨年の上半期、夫は仕事で重要なプロジェクトの一員になっていた。

どうも部長職以上の役付の人が関わるプロジェクトだったようだが、部長でもない夫は丸腰のままなぜかそこに入っていたようだ。

もちろんジャイアン部長もプロジェクトの一員であり、彼が作るべき資料は夫が作るという

、まさに『お前の仕事はお前のもの、俺の仕事もお前のもの』という彼の目的が透けて見える人員配置。

 

さて、プロジェクトが始まってまもなく、プレッシャーに耐えながら、多忙を極める丸腰夫の唯一の、でものび太並に手がかかる部下があろうことかインフルエンザを発症。夫、てんてこ舞いの末、倒れ、入院という事になった。(´;ω;`)

実はその少し前、夫は溶連菌にやられていた。とても免疫力やら体力が落ちていたのがわかる。どんどん顔色がすぐれなくなる夫。

私も再三『少し休みなさい』と促すも、『みんな忙しいのだから、自分だけ休めない』という何の説得力もない理由を述べ、聞く耳を持ってくれなかった。

みんな忙しい、それはわかる。でも、みんなそんな顔色で具合が悪そうなのか?そこを比較して欲しかった。

 

そんなこんなで、結局倒れ、会社の近くの病院で即入院となった。

一歩間違えば死んでいたかもしれない状態だった。(本人も後に『死にかけた』と語っていた) 

入院と自宅療養で約1カ月。

夫は『これ以上は休みたくない』と医者の許しを得て社会復帰した。会社の人達は『もっと休んでいればいいのに』と口では言ってくれていた様だったが、実際のところ倒れる前に夫が参加していたプロジェクトは夫の部署のみ『担当者不在の為ペンディング』となっていた。

本来の担当者であるジャイアン部長はプロジェクトなんて意味ないぜ!というスタンスでやりたくない事はやらないと心に決めており、社長にこっぴどく叱られたらしいが、彼にはそんな事関係ないらしい。のび太にはもちろん出来るわけもなく。

夫は溜まった仕事をこなしていくしか無く、丸腰のまま倒れる前とそう変わらない日々を過ごすことになったのだった。

 

その2に続く。。。