子供に気を使わせてしまった話
それは上の子ねねのランドセル選びの時。
ねねは初めから『ピンクがいい‼️』と言っていました。
それに対して、旦那も私もパステル系の色に抵抗感があり、2人とも王道の赤かブラウンなど濃いめの色をそれとなく勧めていました。
『ピンクはダメなの?』と聞く娘に『ダメじゃ無いけど、6年生のお姉さんになるまで使うからよく考えてみて』というように。(暗にダメって言ってますね…(^_^;)
そんな中いよいよランドセル選びで展示会に行き、『さあ、どれがいいかな?』となった時、娘が試着するランドセルは茶色か赤ばかりでした。スタッフさんが、『1番気になるのはどれ?』と聞いてもはっきりせず、時間だけが過ぎるばかり。
私が『ねね、ピンクがいいっていってたよね?ピンクも背負ってみたら?』と声をかけると、パアァ(*´∇`*)と表情が変わり、『いいの⁉︎』と嬉しそうに選び出したのです。
あぁ、なんて事をしてしまったんだろう私は。娘が6年間使う娘のランドセルなのに(スポンサーはじいじ)。親の意見を押しつけて、娘に気を遣わせてしまった。
娘のいじらしさに夫も「ねねの好きなランドセルをどれでも選んでいいんだよ‼︎」と思わず叫び、あっという間にシャイニーピンクのランドセルを購入する事になりました(笑)。
親目線の悩み
このランドセルの色をめぐる親子のやりとり。
私の周りでもよく繰り広げられていました。
自分が赤と黒しかない時代に生きてきたので、まずそんなにカラーバリエーションがある意味がわからない。どういう基準で選べばいいのか。
親子の意見が最初から一致している場合や、子供がランドセルにそこまで興味がない(男子にありがち)とかならいいのですが、特に女の子のママは悩むことが多いのではと思います。
自分自身も悩みました。最終的には娘のものなのだからと、娘の希望を通したパターンになりましたが、気になるのは高学年になっても違和感なく使えるかどうか。
5、6歳の子供が5年後の自分を想像できるわけもなく、でも、自分の好みでないランドセルを無理にあてがうのもどうかと…。
問題はランドセルが高額な事にあると思うのは私だけでしょうか?ランドセルって普通に5万〜6万します。物によってはもっと高いものも。
6年間で割っても1年1万くらいの計算になります(割る意味があるかわからないけど)。親の持っているバッグよりずいぶんと高級品です。
簡単に買い替えられない。だから6年保証も付いているのでしょう。
だけどもし、1万円前後くらいで買えるものであれば、高学年なる頃に買い替えましょうか…という事もできるのに。
ランドセルがこんなに高額である意味ってなんなんだろう…。
フィットちゃんと天使の羽購入時の比較
…さて、気を取り直して(笑)
現在2年生の上の娘はフィットちゃんのランドセルを買いました。
下の子も・・・の予定が紆余曲折あり天使の羽を購入しました。
詳しくはこちら↓
ここでは2つのメーカー購入時のサービスの違いについて書いておこうと思います。
フィットちゃん
フィットちゃんは、7月ごろに展示会で購入。
納品時期は11月でした。フィットちゃんだけでやっていた展示会で購入しました。
展示会割引きというのがあり、定価の10%引きでした。
その他、筆箱、お名前シール、クリアファイル、光るキーホルダーなど小物がつきました。
特に筆箱は赤色のしっかりしたもので、新一年生が使うのにぴったりでしたし、お名前シールは柄が選べて(娘はリボンを選びました)いろいろな大きさがあり、とても重宝しました。
もちろん6年間の保証付き。
支払い方法は届いた時に運送業者さんに支払う、代引きのみでした。
天使の羽
こちらは5月末にショールームで購入。
納品時期は8月末ごろの予定です。
早割で、こちらも10%引きでした。
6年間の保証はもはや当たり前。
支払いはカードか現金。代引きはありませんでした。
その他は特にサービスされるものは無く、カバーとか笛入れなど一緒に勧めてくるスタイル。少し割引は有るみたいでしたが有料でした。
我が家は必ず買うものなので、防犯ブザーだけその場で購入することにしました。
買ったのはこちら。
商品の違いに関してはほとんど差を感じることはありません。
天使の羽はまだ使用してないので、使用してみて何か違いがあればまた記事にするかもしれませんが、購入時のサービス面ではフィットちゃんの方が好印象でした!
※あくまでもにい子の主観です。
自治体が配布するランドセル
私が以前住んでいた大阪府摂津市という町。
そこは市内在住の年長さん全員に入学祝いとしてナップサック風ランドセルを配布しています。
市のマークの入ったそのナップサック風ランドセルはお世辞にもオシャレとは言えませんが、私はとても良い制度だと思っていました。
低学年の子はみんなこのナップサックを背負って登校していました。
3年、4年になると自分の好みのリュックに買い替えている子がほとんどのようでしたが、それも良いなぁと思っていました。
経済的だし、身体の成長に合わせて大きさも選べて、何より軽い‼️
ねねは重いランドセルでたびたび『首が痛い』と言っています。実際に教科書をいれたランドセルは大人が持っても重く、可愛そうになる時もあります。
どうして日本の小学生はランドセルと決まっているのか…あんなに重くて高級なバッグ(あ、話がもとに戻った・・)。
もし、娘にランドセルでも良いし、そうじゃなくてもいいよーと言ったらきっとすぐにランドセルは使わなくなるでしょう。
今通っている公立小学校は6年生までランドセルを使用するようにと入学説明会のプリントに書いてありました。
買ったからには6年生まで大事に使って欲しいのは確かなんだけど、どうしてもランドセルである必要はないのではないかとやっぱりどこかで思っている自分がいます。
あのまま摂津市に住んでいたら、支給されたランドセルを使っていたはず。それはそれで娘達は大きくなって「私もランドセルが良かった‼️」と思っていたかもしれません。
でもラン活する度に『ランドセルが支給されるって良い制度だなぁ、羨ましい』思ってしまう自分がいます。
まとめ
ラン活中いろいろなことを思いながら、私も娘を思って一生懸命ラン活をしました。
二人の娘にはこのランドセルを大切にして、楽しい小学校生活6年間をおくってほしい。本当にそれがすべてです。
入学してしまえば、ランドセルを意識することはほとんどないし、ましてや他人のランドセルを見てどうこうということも一切ありません。
これからラン活する皆さんが親子で納得するランドセル選びができるよう、私の経験が少しでもお役に立てばうれしいです。
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