にいこのやる気ブログ

元ワーママとして過ごす中で、子育てや生活の中で思ったことや経験をつづる徒然ブログです。

激戦区での保活。やってよかったことと、やればよかったこと(神奈川県横浜市編)

ワーママにとって保育園はとても大切な育児のパートナー。

そのために保活は避けて通れません。

 

ある日、突然の夫の転勤で再び保活をすることになりました。

しかも今度は激戦区で、さらに途中入所を目指す過酷なものでした。

保活をしていた当時、娘たちは4歳になったばかり(3歳児年少クラス)と2歳と2カ月(1歳児クラス)。

 

結果、8月の半ばに引越ししてその年の12月1日には二人別々の保育園に入所、翌4月には二人同じ保育所に通うことができました。

どのようにして乗り越えたのか、思い出しながら書いていきます。

 <目次>

 

 引越し前にしたこと

夫の転勤が判明したのは5月末のこと。

そして6月末には夫は先に新しい勤務先へ行ってしまい、私は18年間勤めた会社を7月末で退社することに。

 

 

7月半ばに転居先が決まると、何はさておき引越し先の自治体のホームページで現状把握です。

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横浜市は認可保育園と保育室(主に0~2歳を受け入れ)、小規模保育園などがあります。詳しくはこちら

 

自治体(引越し先の区)の保育課に電話して申請方法を確認したところ、

9月1日からの入所申し込みであれば7月末時点での両親の就業状態を(申請書に)記入して下さい

との事で、時短勤務中ではあるけれど私は正社員(7月末で退職する予定だったけど)で申し込みが出来ました。

勤務地、辞める予定などは関係なかったので、割と高いポイントで申し込めたのではないかと思います。

引っ越して落ち着いてから探そうとしたら、入れなかった可能性は高かったと思います。大阪の時もそう(詳しくはこちら↓)でしたが、保活は先手必勝が大事です。

 

blog.niikonohanashi.net

 

 

転居先の周辺には思った以上のたくさんの保育施設がありました。

申請用紙には第10希望まで書きました。

これだけあるなら準備万端にしていけばどこかには入れるのではないか。。。と。

それは甘い考えだったと後々思い知ることになります。

 

仕事を探す準備をする

退職前に、職場にいる派遣社員さんに派遣会社についていろいろ聞きました。

年齢的にも、子供の年齢を考えても正社員になるのは厳しいと判断したことと、

派遣であればすぐに働きだせるだろうという目論見があったからです。

 

その時は大手の派遣会社ではなく、横浜に特化した地域密着型の会社に登録しました。

実際には仮の登録しかできず、転居してから面談して本登録することになりました。

担当になってくれた方と打ち合わせた内容は下記の通りです。

 

  • 引越し先の住所と希望の通勤範囲(土地勘がなく困りました)
  • 派遣登録に何が必要か
  • 保育園が見つかったらすぐ働きたいので準備したいということ
  • 自分の経歴
  • 希望の職種と譲れない条件(土日休み、残業無し等)
  • パソコンのスキルチェック

 

引っ越し後に会社に出向いて希望の仕事条件のすり合わせをしました。

この事が後に重要な役目を果たす事になるのです…

 

下の子が通う保育室を探す

8月に引越し、9月から認可保育園に通うべく申し込んだ結果、

上の子(当時年少)は第4希望の保育園に入れ、下の子(当時1歳児クラス)はどこにもはいれませんでした。

 

そしてそれは想定内でした。

そこで、下の子を受け入れてもらえる横浜保育室を探すべく、動き出しました。

 

まず、認可と違って、個別に電話で見学の予約を取るべく、最寄り駅周辺の保育室に手当たり次第電話して見学を申し込みました。

見学した上で、入園を申し込むのですが(見学しないと申し込みはできないところが多いです)、どの保育室の反応もほとんど同じでした。

 

「次年度4月からの申し込みなら受け付けられます。」

 

中にはそれすら受け付けていないと門前払いの園もいくつかありました。9月の初めのことです。

とにかく、見学の予約が取れた10か所ほどを見学して周りました。

見学した上で、受け付け可能な園には次年度の4月の申し込みをしました。

その中で途中入園の申し込みを受け入れてくれた園が3つありました。3園とも「とりあえず、受け付けはしますが、キャンセル待ちが何十人もいますので可能性は限りなくゼロに近いですよ」と言われながら手続きをしました😭

 

激戦区を実感する

10月に、認可保育所の一斉申し込みに改めてちい子の申請をしてしまうと、もう出来ることが何もなくなりました。

当てのない連絡を待つのは本当につらいものでした。

 

そのまま11月になり、区役所から様子を伺う電話がかかってくるようになりました。

「お仕事見つかりましたか?」

「このままだと上のお子さんは退園になります」

「この辺り(少し離れた地域)なら空きがあるので、この辺りでお仕事されてはどうですか?」

など…

三年経った今なら、それも確かに検討の範囲内かもしれないけど、当時は本当に土地勘も無かったし教えてもらえる知り合いもおらず、自分の中の選択肢として受け入れる事が難しく、当時は選択肢に加えることはできませんでした。

 

だいたいいつも区役所の人に「ここは激戦区ですから」といわれて電話を切っていました。

『だから無理ですよ。なんでここにわざわざ引っ越してきたの?』と言われているようで(被害妄想!)本当につらくて、電話の後はいつも泣いていました。

 

 

 

準備が実を結ぶ!これはミラクル?

その電話がかかってきたのは11月21日の事でした。

「急な転勤で空きがでました。どうされますか?12月1日から入園されますか?今すぐ返事していただけないと、次の順番の人に聞く事になるので」

 

それは、

『一応途中入所の申し込みの受付しますけど、もう何十人も待機してる人がいるので、可能性はゼロに近いですよ、お母さん』と園長先生にキッパリ言われていた園からでした。

 

実はその前日に上の子が通う保育園に泣く泣く退園の意向を伝えてありました。

先生方は「一回退園して、また申し込んで、一ヶ月後からまた通う人もいますよ」という裏技も教えてくれましたが、一ヶ月後にまた同じ園に通える保証などなく、せっかくお友達ができて楽しく通っている娘に申し訳なくてたまりませんでした。

 

次の日、退園しないで良いかもしれないから待って欲しいと園に伝え、すぐに登録していた派遣会社に連絡しました。

区役所に確認すると、上の子の退園を避けるためには、11月末日(つまり8日後)までに区役所に就労証明書を提出することが絶対条件。

 

通常であれば、働き出してからでないと証明書は出してはもらえません。

とにかく担当の人に事情を説明し、短期でもなんでもいいので、証明書を!!とお願いしました。

すると、「調べて折り返します」と言われたので、公園で下の子を遊ばせながら待ちました。

 

するとすぐに折り返しがあり、

  • 毎年大人数を派遣しているお歳暮関係の一ヶ月限定の仕事があり、それなら枠があと2つあること
  • 11月25日にその仕事の研修があるのでそれに出れば出勤の予定を組んで、すぐに就労証明が出せること

この2点を言われました。ギリギリ首の皮が繋がった瞬間でした。

 

 

12月から保育室に通うことになった下の子。

年が明けてしばらくすると、認可保育園の入所申し込みの結果が送られて来ました。

認可保育園の結果通知は「保留」でした。想定内の結果でした。

もうここが保育園激戦区だということはわかっていたので、保育室に入れただけでもものすごくラッキーなんだと思っていました。

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(写真はイメージです)

 

それは3月20日を過ぎた頃。

 

ポストに一通の封書が届きました。

区役所の保育課からでした。

 

「お姉ちゃんが通う保育園に妹さんも入れますよ」という内容の通知でした。

またまた、急な空きがでて、その年の4月から二人の娘は同じ保育園に通えることになったのです!

 

激戦区での保活でやってよかったことと、やればよかったこと

 

こうして私の保活は結局8ヶ月ほどで、満足の行く形で終える事になりました。

本当に、本当にラッキーでした。

 

<やってよかったと思ったこと>

  • 引越し前から情報を収集したこと
  • 引っ越す前から派遣会社に登録して、すぐに仕事を紹介してもらえるようにしていたこと
  • どんなにマイナスなことを言われても、キャンセル待ちをしたこと

<やっておけばよかったと思ったこと>

  • 自治体のホームページ以外でも、保育園情報を調べる
  • その地区で保活した人のブログを読むなど

 

とにかく保活に一番大事なことは、

先手必勝!

そして

とにかく動く!

この二つに集約されます。

 

今思う事

例えば、私が「可能性はゼロに等しいですよ」と言われながらも、ダメ元で途中入所の申し込みをしていなければ、1度目のミラクルは起こらなかった。

そして、私が派遣会社に事前に登録して準備していなければ、そのミラクルをつかむ事はできなかった。

そして、そこまでして上の子の保育園退園を回避したからこそ、2度目のミラクルが起こり得たのではないか?と思うのです。

 

こればかりは私にはわかりようもないけれど、認可園の申し込みは12月と1月の点数(もしくはそのどちらか)で見られるはずなので、上の子が保育園に在籍し続けたからこその結果ではないかと思うのです。

 

自分ができる、ありとあらゆる準備をしていたからこそ掴めたラッキーだったと、今はあの時の自分を褒めてあげたい!

 

激戦区とはおそらく若い家族がたくさん住んでいるということ。

だけどその分人の出入りも多いのでチャンスも多くあるはず。

実際今私の周りにも、転勤で出ていく人、新居を構えて出ていく人は多いです。

そして保育園も増えている。

 激戦区だからとあきらめる必要はありません。

 

ただ、2019年10月から横浜市の保育園も無償化になります。

幼児教育・保育の無償化 横浜市

今後の保活はますます大変になるかもしれません。

同じ働くママとして、頑張るママを応援しています。

私の経験が少しでも誰かの勇気になったり、役に立つことがあればうれしいです。

 

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